腎と関わりの深い体の部分
腎と関わりの深い部分は腎
の影響を受けやすいので腎
のはたらきが弱るとその腎
と関わりの深い部分に不調
となって現れやすいです。
腎と関わりの深い部分の一
つに“髪”があります。
不調としては白髪や抜け毛
が多くなったり艶がなく切
れやすくなったりします。
漢方では
「腎は耳に開竅する。」
と言われています。
耳も腎と関わりの深い部分
です。
腎の働きが弱ると耳が聞こ
えにくくなったり耳鳴りが
おこったりします。
髪や耳の状態から腎の働き
が弱っているかもなど気が
つけることもあります。
気になることがあればぜひ
ご相談ください。
2020-11-09 09:58:13
五臓“腎”
冬に活発に働くのが“腎”
です。
腎は“精気”を蓄える臓で
生まれてくる時に両親か
らもらってくる“気”も蓄
えていますし、その後の
外から取り込んで作って
いく“気”の余りも貯蔵し
ます。
腎は生命活動の源とも言
える臓で、生長、発育、生
殖をコントロールする働き
があります。
なので、腎の“精気”が不足
すれば、成長が不十分とな
ったり遅れたり、子供がで
きづらくなったりします。
成長を助けるということは
腎の精気不足、消耗や腎の
不調は老化につながるとい
うことです。
骨がもろくなったり足腰や
聴力の弱りというかたちで
現れることもあります。
“水”の流れ、排出の調整も
腎のはたらきの一つです。
腎が弱るとおしっこが出に
くくなったり体がむくんだ
りします。
深い呼吸がスムーズにでき
るのも腎のはたらきがしっ
かりしているからです。
腎は肺の呼吸の働きを助け
ています。
2020-11-07 09:49:40
立冬
今年は11月7日が立冬で
す。
立冬は冬のはじまりでそろ
そろなんとなく冬を感じる
ことが出てくる頃です。
まだまだ冬本番という感じ
ではなく秋が深まっていき
ます。
それでも明け方の冷え込み
など冬を感じる一時もあり
ます。
そろそろ冬の養生を考え出
すにはいい頃合いですよ。
2020-11-06 09:43:35
陰の最も多くなる冬
冬は陰陽では夏と正反対と
なる季節です。
陽の気がすっかり少なくな
り陰の気が一年のうちで最
も多くなります。
活発で発散傾向の夏とは異
なり動きの少ないゆっくり
とした季節で、動植物も生
長を止めじっと春を待って
過ごします。
その季節を健康に過ごすに
はその季節の環境、自然に
しっくり合うことです。
あまり活動的にならずにゆ
ったりしているのがよいで
す。
寒さで気の巡りも悪くなり
陽気も少ない為、気持ちが
滅入りやすい季節でもあり
ます。
寒さで力まないようにうま
く暖をとりつつ温かい食事
を摂るなど陰気にあまり引
き込まれないようにしまし
ょう。
2020-11-05 09:44:30
スポーツの秋
先日、お客さまとのお話の
中で
「スポーツの秋っていうの
に漢方の話ではあまり慌た
だしく動いたり汗をかいて
はいけないんですよね?」
「…難しいですね…。」と
いう会話がありました。
確かに夏は発散の季節で活
発に動き汗もよくかき、秋
から冬にむけては心静かに
ゆったりと…と言います。
「スポーツの秋」は気候が
涼しくなってきて空気もか
らっと爽やかななか清々し
く体を動かすということな
のかな?と思いました。
夏のようにダラダラと汗を
流してということではなく。
秋は楽しく適度な運動がい
いかなあ…と思います(笑)
2020-10-31 09:52:37