夏の冷え
夏は冬よりも“冷え”る季節です。
クーラーによる冷え、冷飲食による
冷えなどです。
夏の冷えは肩こりや頭痛、倦怠感、
むくみなどを引き起こします。
冷飲食による冷えは自覚が遅れ悪
化につながります。
冷飲食によりまず胃腸が冷え胃腸
機能が低下します。
このため食欲が落ちますます喉ご
しのよい冷たい物を好んでしまい
ます。
これが冷えを悪化させます。
またアイスクリームなどによる糖
分の摂り過ぎや喉ごしが良い麺類
に偏った食事は知らず知らずに糖
質過多となっています。
糖質が冷えを悪化させ水分代謝も
悪くするため倦怠感やむくみをま
すます増幅してしまいます。
また、冷えは“瘀血”を生みます。
肩こりや頭痛の一因も“瘀血”です。
女性は特に月経時の不調にも関わ
ってきます。
生理痛、腰痛、頭痛、むくみ、月
経の遅延などです。
『夏の冷え』を解消して健康に夏
を過ごしましょう。
2019-07-23 11:50:03
ふくろう型
『ふくろう型』はふくろうが夜行性の
ように夜型の生活の方で、朝が苦手で
夜の方が元気というものです。
朝がちょっと苦手で…という程度から
学校や仕事に行けない、辛いのを毎日
おしてなんとか通勤・通学していると
いう方もいます。
朝が苦手、常にだるい、頭痛、倦怠感
、集中力がなく根気が続かない、低血
圧、疲れ易くつかれがとれない、不眠
なども起こります。
起立性神経障害やうつと診断されるこ
とも多いようですが病気というよりも
体質が大きく関与しているのかもしれ
ません。
2019-07-20 10:10:47
梅雨の薬膳
梅雨は湿気による不調が多いです。
健康維持には水分代謝をよくし消化
器官の働きを保つことが大切です。
水分代謝をよくする、たまった湿気
を体の外へ追い出すような食材とと
もに胃腸を冷やさないような薬味な
どを組合わせ胃腸機能を高めましょ
う。
夏に向けてしっかり栄養を摂り体を
作っていかなければいけない時期で
すが肉類に偏り過ぎると胃腸に負担
をかけてしまいます。
豆類、芋類、穀類など胃腸に優しく
栄養価の高い食材も取入れるとよい
です。
2019-07-18 10:27:47
薬膳
健康を保つ、未病を治すには毎日の
食事が大切です。
いつものレシピに旬の食材を組合わ
せるだけでそれはもう“薬膳”です。
旬の食材というのはその時期の環
境に適応して育ったものですから
その時期の環境からの影響にうま
く順応している、その時期の必要
な食材なのです。
食べ物がもつ効能を少しずつ調べ
ながら、その旬の料理の中に、そ
の日の体調を考えた食材を組み合
わせればもうすっかり薬膳になり
ます。
わたしたちの体は食べたものででき
ています。
1度できあがったらおしまいではあ
りません。
よい状態をそのままキープできない
と考えると残念ではありますが、悪
い状態は変化させることが可能だと
いうことです。
元気になる、きれいになる、若返る
自分をイメージしながら薬膳を考え
てみませんか?
2019-07-16 10:30:59
健康ですか?
「わたしは健康です」と言えますか?
「元気?」と声をかけられた時、即答
できずに躊躇しながら「うん…」と答
えていませんか?
病気と診断されてはいないし、通院
していないし、治療も受けていない
し…。
でも「元気?」と聞かれると…。
健康って何でしょう?
すごく簡単に言うと
おいしく食事ができて、ぐっ
すり眠れて、気持ちよく排便
できる。
そんな状態ではないでしょう
か?
そんな時は気持ちも落ち着い
ていて明るいですよね。
漢方では、心身ともに元気な
状態が健康です。
多くの方は病気でもないけど
健康でもない“未病”の状態に
居ます。
1度健康になったらずっと健
康というわけでもありません。
今日健康でも明日は未病かも
しれませんし、でもまた健康
にもなれます。
健康を保つ、未病を治すのは
毎日の食事です。
次回は『薬膳』のお話の予定
です。
ぜひ引き続きご覧ください。
2019-07-13 09:48:25