春の不調は変化が早い
春は体調変化が急なことが多い季節です。
午前中は元気だったのに、あれっと思ったら、調子が悪くなり、午後からは座っているのがやっとということがあったり…。
悪寒を感じたら、どんどん辛くなり、数時間後にはひどい熱が出たり…。
こんなふうに、急に現われ、急激に変化するのが、風によって起こる不調の特徴です。
春は、春一番と言うように、風がよく吹きます。
この風の影響を、私たちも受けやすいのです。
その他の症状ですと、頭痛やめまい、眼の不調、鼻水、咳、皮膚疾患の悪化などが現われやすいです。
このような症状は、体の上の方、体の表面の不調で、こういったところに不調が出るのも、春に起こる不調の特徴です。
2018-02-10 11:59:33
春のアレルギー
アレルギーは、「花粉が原因だから」「黄砂が原因だから」と、原因が同じだから、対策はみんな同じと思われがちです。
実は、アレルギー症状やその悪化の要因は人それぞれ違います。
要因が違うので対策も違ってきます。
「体を温める」「体力をつける」というようなことを、しっかりとしていくのがよい人もいれば、皮膚機能を高めて、体表面のまもりをしっかりとしていくとよい人もいます。
そのどちらも苦手で、どちらもが必要な場合もあります。
また、気をおろして、熱を冷ましてあげると楽になるという場合もあります。
2018-02-09 15:59:02
コーヒーの苦み
少し前に、スタバでコーヒーセミナーを受けてきました。
参加されていた方たちと、淹れたコーヒーを交換し合いましたが、同じコーヒーを、同じように教えてもらって、同じように淹れているのに、みんな違う味で、びっくりしました。(笑)
コーヒーに含まれる旨み・苦み成分の一部に、カフェインやポリフェノールがあります。
これらは、自律神経に働きかけ、気分をすっきりさせたり、疲れをとるといった働きがあります。
子供の頃は、おいしいと思わなかった苦いコーヒーを、おいしいと感じるのは、そんな働きがあることを、体がわかっているからかもしれませんね。
2018-02-06 11:08:39
続 疲労物質
疲労物質は、肉体疲労や精神疲労以外にも、添加物や紫外線など環境のストレスでも作られますので、疲労物質を作らないようにするのは、なかなか難しいです。
それなら、できた疲労物質を、早く処理する、溜めない体作りをしていきましょう。
疲労物質も体内で作られますが、この疲労物質を除去してくれる、抗酸化物質や抗炎症物質も体内で作られます。
そして、これらの物質を作る主な場所は肝臓です。
疲れない体作りには、まず、肝臓のケアが大切です。
そして、肝で作られるこれらの物質のもととなる必須アミノ酸は、体内では作られません。良質なタンパク質をしっかり摂るようにしましょう。
そして、もう一つ大事なのが、睡眠です。
睡眠に関わるホルモン「メラトニン」にも、強い抗酸化作用があります。
2018-02-01 17:31:22
疲労物質
免疫についての勉強会に行ってきました。
その中で、疲労についてという項目がありました。
私たちは、体内に疲労物質が溜まって、疲れているよというサインを脳が受取ることで、疲れたと感じます。
体内に溜まる疲労物質は、酸化物質と炎症物質です。
この疲労物質は、肉体疲労時だけでなく、精神的な疲労時(ストレス時)にも、作られます。
これらの疲労物質は、以前紹介した幸せホルモンのセロトニンの合成を阻害します。
過度の肉体疲労が続けば、心も不安定になることや、心が不安定になれば、身体も辛くなり、健康を害することがあるのは、こういった関係性からも当然ですよね。
疲労物資を作らないように、溜めないようにしていきたいですね。 続く…
2018-01-29 13:44:50