ストレスと自律神経失調と更年期の不調
“ストレス”“自律神経失調
”“更年期の不調”はどれが
原因でどれが結果なのか…。
どれもが原因であり結果で
す。
ストレスが多い、長い間スト
レスを感じているというよう
な状態にあると自律神経能は
低下します。
自律神経能とは環境適応能で
す。
自律神経能は年齢とともに低
下します。
自律神経能が低下すると環境
に適応することが下手になり
ます。
変化についていけずストレス
に敏感になり、これまでスト
レスと感じていなかったこと
をストレスと感じてしまいま
す。
更年期の不調もストレスや自
律神経の失調からということ
がよく言われますが、更年期
の不調から自律神経の失調を
きたしていることもあります。
更年期は心身のバランスが大
きく変化する変わり目です。
この変化がさまざまな不調に
なるのです。
2019-10-12 10:47:36
自律神経と冷え
秋はだんだん寒くなる季節で
す。
うっかりしていると「冷え」
てしまいます。
冷えて元気がでない。
冷えると気が滅入る。
寒い時期は気分が塞ぐ。
という声もよく聞きます。
これは単に寒気で冷えている
というのではないです。
寒気で冷えてくると体は温め
るようにはたらくものです。
その反応がうまくいっていな
いのです。
血の巡りもそうですし、気の
巡りもそうです。
巡りがうまくいかないので体
の末端は冷えます。
血色も悪くなります。
気分ものらなくなります。
これらは自律神経の失調です。
2019-10-11 10:13:01
ホットフラッシュは陰虚?
『陰虚』では血虚から進むと
陰虚になるというお話をしま
した。
陰は血・津液・精でこれらが
不足した状態が『陰虚』です。
心身を潤わせる、栄養となる、
冷ますというのが陰の役割で
す。
陽は温める働きをしますが、
この陽の働きを調整するのが
陰の冷ますという働きです。
陰虚になるとこの働きが不十
分になる為心身に熱を持ちす
ぎます。
想像は容易だと思いますが熱
せられると乾きます。
陰には潤わせる働きもあり陰
虚になるとそこも不十分で乾
きを抑えきれません。
また乾きがますます陰虚に拍
車をかけます。
陰虚による乾き、熱がほてり、
微熱、尿の減少、口の乾燥、
便秘などにつながります。
熱が上に上がってしまうとホ
ットフラッシュや頭・うなじ
からの発汗といった症状が現
れます。
精神的にもソワソワしやすく、
動悸や不眠なども起こします。
補陰をすることで楽になりま
すのでぜひご相談ください。
2019-10-10 11:39:57
陽から陰へ
日が暮れるのがはやくなりま
したね。
季節は陽気いっぱいの夏か
ら陰の増える秋、冬へと変
化しています。
この変化についていけないと
動悸などの不調が現れるこ
とがあります。
夜更かしや眼をよく使う生活
をしているかた、生理や出産
など血を消耗することが多い
女性は特に陰が不足しやす
いです。
秋、冬は陰気をしっかり蓄え
る季節です。
2019-10-08 11:01:22
陰陽
漢方には“陰陽”という独特
の物差しがあります。
難しいものではないです。
「陽気で明るい」とか「陰
気で暗いなあ」とか言いま
すよね?
明るい(陽)↔暗い(陰)
というように対立した2つ
に様々なものを捉えるもの
さしです。
この例えをするとなんとな
く陰があまりいい感じがし
ないかもしれませんが 笑
そうではありません。
陰陽はお互いになくては存
在しないのです。
「暗い」があるからこそ「
明るい」という認識が生ま
れるでしょう?
漢方で健康、体や心のバラ
ンスを考える上でこの陰陽
のバランスはとても大切で
す。
季節、時間にも陰陽があり
これからの季節は“陰”が高
まります。
ですが“陰”の季節の中にも
“陰陽”が存在します。
“陰”の季節には陰をしっか
り蓄えることも必要ですし、
“陰”が高まる季節だからこ
そ“陽気”を損なわないよう
にすることも必要です。
2019-10-07 10:26:00