がんと養生
日本人の二人に一人ががん
にかかると言われています。
先日「がんと中医学養生」
の勉強会に参加してきまし
た。
実はがんに関しての勉強会
はたくさんあります。
他のテーマの勉強会でもが
んのことに言及する場面も
多いです。
それくらい「がん」につい
考えなければならないこと
が増えているのですよね。
「がん」と言っても人それ
ぞれです。
同じ部位の癌でステージも
同じ種類も同じ。
同じ手術をしたり同じ治療
を受けてもその効果はもち
ろん副作用も治療後の推移
も人それぞれです。
手術や抗がん剤、放射線治
療などに加えて、生活習慣
や食事などなどさまざまな
養生も人それぞれ合ったも
のがあります。
寝不足、ストレス、よくな
い食事は癌を作ります。
がんになってからの養生は
もちろんですが、がんにな
らないように予防、養生も
大切です。
同じ「がん」でも人それぞ
れです。
みんながいいから自分にも
いいと思い込まずにやり過
ぎずにご自身が一番納得の
いく、ご自身に合ったがん
との向き合い方を考えてみ
てください。
そしてそのお手伝いができ
ればと思っています。
2019-11-11 12:52:31
冷えは痛みのもと
冷えは痛みを引き起こしま
す。
まだまだ冬といった気温で
はないですが冷え込み寒暖
差が大きいです。
そんな時期こそ冷やしてし
まいます。
ぎっくり腰や膝など関節の
痛みはもちろん頭痛や生理
痛も冷えによりひどくなり
ます。
冷えからの瘀血が痛みの原
因です。
冷やさないようにですが厚
着で締め付けないようにも
注意しましょう。
またストレッチをするなど
からだを動かし内側からも
温まるようにしましょう。
2019-11-09 09:49:48
肺の不調が多いです
最近多い不調は“肺”に関
わる不調です。
「風邪を引いてから咳だ
け止まらない」
「喉がイガイガ」
「喉が痛い」
「鼻が乾く」
「鼻が痛い」
「便がコロコロ硬くて出に
くい」
「肌がザラザラ荒れる」
など…。
肺は呼吸器でやはり呼吸器
の不調が多いです。
漢方では“肺”“大腸”“肌”
“鼻”が関わりの深い部分で
不調も関わりの深い所にあ
らわれやすいです。
これらの不調を起こすきっ
かけは“乾燥”です。
風邪をひきやすいというの
も粘膜が乾燥して防御が弱
まっていることも関わって
います。
肺は乾燥に弱い臓です。
口、鼻から乾燥した空気を
吸い込まないように。
気温が下がってきて無意識
に摂る水分も減ってきます。
暖かい紅茶やコーヒー、お
茶などカフェインの摂取量
が知らず知らずに増えても
きます。
カフェインは利尿作用があ
り水分をおしっこへもって
いきますのであまり摂りす
ぎると大腸が乾燥し便秘に
なりやすくなっていること
があります。
肌は保湿剤を使用するなど
乾燥しないようにしましょ
う。
また夜更かし、寝不足は体
の潤いを損ないます。
これからの季節は早寝、遅
起きで夏よりも多く睡眠を
とりましょう。
2019-11-08 10:35:40
立冬
明日は立冬です。
冬が始まる日。
この日から立春の前日まで
が冬とされています。
では冬ってどんな季節でし
ょう。
植物は葉っぱを落とし成長
を止めます。
生き物も活発に動くことを
やめじっとしています。
開放感があり躍動的な夏と
は違いゆっくりとした静か
な季節です。
私たちは自然の一部です。
その季節を健康に過ごすに
はその季節の自然により沿
うことです。
あまり活発になりすぎずゆ
ったりと休み、陽気やエネ
ルギー、栄養などをしっか
り蓄えましょう。
とは言え実際はまだまだ冬
を実感することは少ないで
しょう。
これから来る冬支度をそろ
そろはじめましょう。
2019-11-07 13:17:59
瘀血と生理不順
「瘀血」は血の滞っている
状態です。
血が滞っているので経血
もスムーズに出ません。
生理周期が遅れがち、無
月経となってしまいます。
生理痛や排卵痛にも繋が
り、痛みがひどいほど悪
血もひどいと考えられま
す。
ストレス、気虚、貧血、
ダイエット、ホルモンバ
ランスなど生理不順にか
かわることはたくさんあ
りますが、どんな場合も
「瘀血」は考えなくては
なりません。
何かの原因で生理が遅れ
る、来なくなるとそこか
ら「瘀血」も生まれてき
ます。
生理不順、生理痛、排卵
痛などの不調の場合は「
瘀血」を改善することが
必要です。
2019-10-31 10:40:06