小寒
明日は「寒の入り」です。
寒さが本格的になるころで、小寒の
始まりです。
この冬は12月なのに夏日かと思えば
突然寒波がやって来たり…。
暦とはなんだか違うと感じることも
しばしばありますね。
とは言え小寒の時期は体の芯から冷え
る時期です。
冬至が1年で夜が一番長い日ですので、
そこからまた陽が長くなっていってい
ます。
陽が陰に抗うのでますます冷えるとも
言われています。
冷えには十分な対策をとりましょう。
2019-01-05 10:10:43
いのしし年
明けましておめでとうございます。
本年も、漢方相談はな薬局、はな日記
をどうぞよろしくお願いいたします。
今年はいのしし年ですね。
いのししと言えば
「猪突猛進」という言葉がよく使われ
ますね。
「一つのことに向かって猛烈な勢いで
つき進む」
「目標」に向かっていくという意味では
素晴らしいですよね。
「猪突猛進」は「猪突猛進して敵の策にはまる」
といったようにも使われます。
こちらの意味ではどうやら芳しくないですよね。
東洋医学的目線で心身が充実しうまくバランスが
とれていれば、思慮明瞭で熟考することも決断す
ることもできるので、そんな芳しくないことには
ならないはずです 笑
2019-01-04 13:03:11
暴飲暴食に注意!
はな日記を読んでいただいたみなさま、
本年もありがとうございました。
年末年始は何かと美味しいものを楽しく
召し上がる機会が多くなりますね。
今しか楽しめないものはしっかり楽しん
でくださいませ! 笑
ただし!!
食べ過ぎ、飲酒、味の濃いもの、美味し
いものは体に負担となることも多いです。
「痰飲」「痰湿」などと呼ばれるのですが、
生理機能に利用できない形で体に溜まります。
そして、正常な生理機能の邪魔をしてしまい
ます。
ご自身に合わせてセーブできるのが一番
ですが、なかなか難しいものです。
やり過ぎたかな?やっちゃったなあと思われ
た時は半日ほど胃腸を休ませてあげて下さい。
「痰」はストレスでも溜まります。
のんびり骨休めもお忘れなく!
みなさま
よいお年をお迎えください。(^。^)
来年もかわらず漢方相談はな薬局をどうぞ
よろしくお願いいたします。
2018-12-29 10:41:13
寒さは巡りを悪くする 気滞
寒さで巡りが悪くなるもう一つは“気”
です。
これを「気滞(きたい)」と言います。
やはり「不通則痛」で、
頭痛、胃痛、腹痛、胸脇痛、生理痛など
痛みの症状が現れることも多いです。
気滞の痛みの特徴は、痛む部分が移動する、
張ったような痛みです。
痛みの他には、
ゲップ、膨満感、冷え、不眠・イライラする・
不安感など心のトラブル、便秘、月経不順など
にも関わりがあります。
“気”“血”“水”は互いにバランスをとり合います
ので、どれか一つの滞り悪化すればそれだけで
は留まりません。
気滞が瘀血や水滞を生み出していたり、助長し
ているという場合も多くみられます。
冬は特に、寒さからの滞りが起こりやすいので、
冷やさないこと、体を外からだけでなく内側から
温めることが大切です。
そして、帰省は滞りに要注意!!
エコノミー症候群は東洋医学的には瘀血ですし、
狭い空間にじっとしていることや渋滞の中の運
転はイライラとストレスになり、気滞をおこし
ます。
ついついおいしいものを食べ過ぎると実はこれも
食積といって滞りの一種がうまれます。
2018-12-27 17:09:44
寒さは巡りを悪くする 瘀血
『瘀血(おけつ)』という言葉を見聞き
することはまあまああるのではないかと
思うのですが…。
どうでしょうか?
瘀血は血の巡りの悪いことです。
「寒凝血瘀(かんぎょうけつお)」と言
い、寒さが血の巡りを悪くしやすいです。
水の巡りが悪いことは『水滞』なので血
の巡りが悪いことは血滞でもいいのに、
なぜか「瘀血」と言われています 笑
こちらも「不通則痛」ですので、
生理痛、腰痛、頭痛、関節痛、胃痛など
痛みとして感じる不調が多いです。
瘀血による痛みは固定痛である、押さえ
ると痛む、痛みが激しいというのも特徴
です。
痛み以外にも、くすみ・しみ・肌あれ・に
きび・くま・ひび割れなどの肌トラブル、
便秘、冷え、肩こりなどにもつながります。
2018-12-22 09:40:11